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ある日のラーメン日記帳2

注:有名店だけでなく、自分なりこの店は美味い!というところだけ紹介してしますが、住所・電話番号は
あえて表記しておりません。どうしても知りたいという方は、メールして下さい。店の場所は、東京に限りません。
ラーメン日記バックナンバー

地区別INDEX(麺編)

仙龍@所沢
この店の存在を知ったのは、2ちゃんである。所沢インターチェンジのすぐそばにあって、
掘建て小屋のような屋台で、夜8時頃から営業開始というちょっと過激なラーメン屋がある、
と書いてあった。それで、特にネギラーメンは凄い!という評判だった。。。。

ネギ好きの私としては、この噂のネギラーメンがどんなものか、確かめてみたくなったのだ。
そこで、先日仕事帰りに行ってみた。原付バイクで所沢インターまで、国道463号を飛ばして
行った。はっきり言って、バイクでは寒い・・・・寒すぎる! 車がベストだろう。。。
最寄に駅はないので、電車やバス、徒歩では行けないので、あしからず・・・・

店に到着したのは、午後9時を回っていた。しかし、この店ではこれからがゴールデンタイム
らしく、店の前には車で来た客がたくさんいた。ちなみに皆は道路沿いに駐車しているみたいだ。
カウンターだけの小さい店なんで、7,8人も入れば一杯だ。外で立ち食いをすることも出来るが、
冬場は寒いので、店に入るためにほとんどの客が大人しく順番を待っている。
ようやく順番が来て、店の中に入って、注文をした。「ネギラーメン!」と。そうしたら、一部の
客が「ほう〜」、と何故か呟いたのが聞こえた! マスターは、「はい、ネギラーメンね!」と
威勢よく返事をしたのを憶えている。。。。。

ネギラーメンが出来てきた・・・白髪ネギが山盛りになっていた!! それも、富士山のように。
青ネギなら、ともかく山盛り白髪ネギは、目がいたい程ツーんとくるのだ・・・
かなり狼狽したが、頼んだ以上責任があるので、一生懸命たべ始めた。。。目が痛い!・・・
白髪ネギは冷たいので、どんぶりが冷めてくるのがよく分かる。食べ始めて5分程で、スープが
相当ぬるくなってきた。かなり辛目のとんこつ醤油味だ。環七ラーメン(土佐っ子ラーメン)の
ように背油チャッチャッ系のスープと言えば分かり易いか。。。

ネギを半分ほど食べたところで、完全にスープも麺も冷めてしまった・・・ネギで目が痛いし・・
正直気持ち悪くなってきた。このネギラーメンは、冬場の辛いネギは合わないような気がする。
夏場の辛味が少ない時に、長時間水でさらして、えぐみを取った状態でしか無理かな。。。
結局、15分ほどネギと格闘した後に、三分の一ほど残して降参である・・・・・。

後で、常連さんに聞いたら、「ネギラーメンのネギ少な目」が良いらしいとか、この店の名物は
ホルモンラーメンらしい! 豚モツの煮込みとネギが入ったラーメンらしいが、開店と同時に
注文する客が多く、9時過ぎには売り切れる人気商品らしい。。。もちろん、「ホルモンラーメン
ネギ少な目」と言うのが、ベストらしい。。。
今度は、これに挑戦してみたい! あんまり寒くない夜に・・・・・・。

スズキヤスオ@雪谷大塚
とんこつ醤油系のラーメンが好きな人は、京都ラーメンを食べたら、ラーメン観が変わる場合が
多いが、小生もその一人である。しっかりととんこつの旨味を取り、醤油の素材も選びぬいて、
こってりとしたとんこつスープや、あっさりとした鶏がらスープと調和の取れた味を出している店が
多いのに驚かされる・・・・

この店は、もともと主人が修行をしたお店が、京都系ラーメン「銀閣寺ますたに@日本橋」だ。
小生は、京都の「ますたに」にもよく食べに行ったが、昼時には行列が多数ならぶ、京都の人気店だ。
すぐ近くに京大があるので、京大生御用達の店とも言っていいが、いかにも学生が好みそうなとんこつ
だしたっぷりのこってりスープのラーメンだった。学生や若いサラリーマンは、このこってりラーメンに
ネギを多めに入れてもらい、さらにライスと一緒に食べていた・・・・。

日本橋で「ますたに」系のラーメンが食べれると聞き、開店まもない頃に、食べに行ったら、場所が
なんと「たいめいけん」の目の前ということで、東京ラーメンの名店にいきなり挑戦状かよ・・・と
驚いた記憶がある。とんこつスープと鶏がらスープを別々に作り、特製唐辛子入り醤油だれにこの2つ
のスープを合わせて入れるという、2種類の味が複雑にからんで、なおかつ唐辛子が後で効いてくる、
というなかなか凝ったスープなのだ。半年間ほどは、東京のお客さんにはちょっと違和感があった
らしく何時行っても満席ということはなかったが、だんだん美味いということが口コミで伝わった
らしく、それに小ライスが無料サービスということもあって、いつの間にか繁盛店になったのだ。。。

この店で修行した店主は、独立するに当たって、自宅の駐車場に屋台風の店を作ったのだ。閑静な
住宅街に、京都ラーメンの屋台がかくして出現することになった・・・客席数6席ほどの小さな店で。
私は、ラーメン掲示板にこの店のことが書いてあることを知り、早速食べに行ってみた。雪谷大塚の
駅を降りて、10分以上住宅街の道を歩くと、妖しげな屋台がぼゎ〜っと見えて来た。。。
7時過ぎに着いた時には、本当に駐車場を改造したテント屋台風のお店には、先客は一人もいなかった。
ラーメンネギ多い目を注文した。この店は、奥さんと二人でやっている様子だったが、実家の駐車場で
お店をやっている関係で、母親らしき人もお店を手伝っていたようだ。。。

5分程待って出来てきたラーメンは、日本橋で食べたラーメンと見た目にかなり近いものがある。
まずスープを飲んでみたが、日本橋より出汁が良く出ていると思う。匂いもなかなか良い。柚子の
香りが少しして上品さが増している。麺は、製麺所に特注で作らせた細めのストレート麺だが、細い
割に腰があって美味い! ネギも京都からわざわざ取り寄せた九条ネギだ・・・・繊細な香りと鮮烈な
緑色が美しい! ネギ多い目を頼んだので、たっぷりと入っていて、ネギ好きには嬉しい・・・・・。

あっという間に完食してしまった!食べ終わった後、口中にネギと柚子と唐辛子の香りが残って、気持ち
が良い。。。体もぽかぽかとしている。冬場に食べると最高だろう。
最近、この店は屋台営業から卒業して、お店を持つことになったらしい・・・・・。
新装開店後は、たぶんもっと人気店になることは間違いないだろう。。。。。

大勝軒@東池袋&滝野川
本店の大勝軒は、何時行っても凄い行列で、通常ラーメンにありつけるまで1時間はかかる
繁盛店である。夏の炎天下や真冬の空っ風が吹く日には、1時間以上も我慢するなんて、
とても出来ないと思うかもしれないが、このお店のラーメンを求めて、悪天候の日も延々と
行列が続くのだ。
朝10時過ぎ位に行くか、閉店間際の2時半過ぎに行くかで、多少楽になることもあるが、
とにかく苦労してありつくこの店のラーメンは別格である!!

味としては、魚出汁のきいたとんこつ醤油ラーメンだが、飽きのこない食べやすい味と言える。
焼豚、メンマ、ナルト、海苔、ねぎという正統派の具が普通盛りとしては、やや多めの麺の上に
載って出てくる。大盛りやチャーシュー麺を頼む場合、注意が必要だ。麺の量はよそのラーメン店
の3倍はゆうにあると思うし、焼豚の大きさも相当分厚い肉切れのものがどさっと入っているので、
かなりの大食いの人か、相当お腹を空かせている人でないと食べきるのは難しい。。。。

あと、この店の良いところは、餃子や焼売が用意されているが、1個(つぶ)でもラーメンの具と
して頼むことが出来ることだ。常連客が早めに来て、ビールを飲みながら、メンマや餃子で1杯
やりながら開店時間を待つという光景も日常茶飯事だが、なにしろラーメンの量が多いので、
中華料理店で見られるような、餃子とラーメンを一緒に食べる客はほとんどいないと言っていい
かもしれない。とにかくラーメンを食べるか、つけそば(冷たい麺、暖かい麺と2種類ある)を
食べるかのどちらかである。

この本店には、従業員が多数勤めており、明日のラーメン店主を目指している人が多いのだが、
店主の下で長年修行して、独立した店がたくさんある。滝野川店もその一つである。店主は、
まだ30台の若さだが、本店で長年修行して、独立したのだ。
開店したての頃に行ったら、まだ味が安定していないことや値段が本店よりやや高いこともあり、
人気がなくて、何時行っても閑散としていたのだ。

しかし、研究熱心な店主は、本店の味を継承しつつ、自分であちこち食べ歩いて研鑚を積んだことも
あって、今では本店よりややこってりとしたスープと腰のある麺が人気を呼んでいる。
正直言って、本店の味は日によって、多少味が落ちることがあるが、滝野川店の味は安定している。
それに、欠点だった麺の量の少なさも解消されて普通盛りでかなりのボリュームがあると思う。
女性客の場合、麺を少なめにして貰わないと残してしまうことは間違いないだろう。

あと、この店の特徴として、店主が多くのラーメン店主たちの交友をしている関係で、他店の店主が
食べに来ることが多いのだ。実際、私も「べんてん」のマスターとこの店でばったり会い、「だめ
だよ。うちの常連さんが、他で浮気しちゃ〜」と大きな声で冗談とも本気とも取れるような発言を
されて恐縮した経験があるほどだ。

本店より腰のある麺は、どちらかというと「べんてん」のそれに近いものがあるような気がする。。
やや太めのストレート麺は、腰が充分あって、つけめんもラーメンにも良くあう麺だ。
スープの方も、ややこってりとした味で、大量に作り続けなければいけない本店は、やや水ましの
スープで薄い感じが否めないが、出汁も香りも本店を凌いでいるような気がする。。。

最後にこの滝野川店の特徴として、大勝軒系であることに拘らず、店主オリジナルのラーメンを
開発していることだ。毎月1回、月曜日にオリジナルラーメンの日ということにして、店主が独自に
考え出したラーメンを提供してくれるのだ。醤油ラーメンだけでなく、塩ラーメンにも挑戦している
店主の勉強熱心さはおおいに評価して良いと思う。。。。

ラーメン二郎@目黒
目黒駅を下車して、山手通りを目指して、権之助坂をまっすぐ下り、山手通りに出たら中目黒方向に
しばらく歩くと行列が出来ている店がラーメン二郎目黒店である。
個人的な好みで言えば、この店のテイストが一番三田の本店に近くて、美味いと思う。特に、焼豚は
本店より丁寧に煮込んであり、柔らかく食べやすい。
また、麺も機械打ちながら、最後の麺きりが手作業でやっていて、手打ち風の感じが大変好感が持てる。
一部の店では、麺を外注化していて、美味しいとは言い難い場合もあり、この目黒店は本店での修行が
生きている感じがして、ファンが多いのも当然だと思う。

店自体は、小さな店で、カウンター席のみの13人しか入れない。したがって、昼時にはある程度行列が
長くなるのは当然かもしれない。この店も、順番の最中に麺の量を大小で聞かれることがある。初めての
客は、ここですぐに分かってしまう場合が多い。この店も量はかなりある方なので、普通盛り(小)で充分で
ある。とっぽど腹が減っている場合以外は、大盛りを頼む必要はないが、それでも100円増しという安さだ。

ラーメンが出来上がった段階で、何をトッピングするか聞かれるが、大抵の客は、「野菜まし」を頼む。あとは、
お好みで、「あぶらまし」、「にんにく」、「からめ」を注文するが、どれも無料である。
今回は、夜に食べに行ったこともあり、「やさい、あぶら、にんにく」を頼んだ。
どんぶりにこぼれそうな位焼豚、やさい、にんにくが乗り、その上にあぶらがかけられている。。。。
どんぶりを受け取って、テーブルに載せる際に、手がべとべとになることが多いので、ポケットティッシューは
予めテーブルに出しておいた方が良いかもしれない・・・・・

焼豚は、ダブルで頼むことも出来るが、普通で充分な量が乗ってくるので、余程の大食いでなければ、ダブルに
する必要はないだろう。今回は、「大豚、やさい、あぶら、にんにく」を食べて、〆て700円だったが、食べ終わって
お腹がぱんぱんになり、腹ごなしに恵比寿まで歩いて帰ったが、ラーメン店の食い納めには一番の選択だったと
意気揚揚とした気分だった。。。。

麺屋六文銭@宮原
高崎線宮原駅を下車して線路沿いに踏み切りまで戻ったところにお店があるが、非常に分かり易い場所だ。
店主は、東池袋大勝軒で修行したあと、独立して宮原で開業したらしい。開店して日が浅いため、お店は非常に
清潔で気持ちが良い。これなら、本店と違って女性客だけでも一人で入れるだろう。
今回は、デフォルトのラーメンではなく、チャーシューそばを頼んでみた。店内は、煮干の匂いが立ち込めていて、
期待がもてる雰囲気だ。今年のラーメンの食い初めに選んだ店として、申し分ないかもしれない。。。。

しばらくして出来上がってきたチャーシューそばは、丸いお洒落などんぶりに入れられて出てきたが、
本店に比べるとちょっと量が少ない。これがむしろ普通の量かもしれないが、大勝軒の量を期待するとがっかり
するかもしれない。チャーシューは、醤油味が染込んでいて、香ばしい香りが好感が持てるが、これもやはり
本店の分厚い肉と比べると、明らかに薄いし、量が少ないと言える。
しかし、もちもちした麺は、なかなかの旨味があり、食材にこだわって作っているという店主の意気込みが伝わって
くるラーメンで、レベルはかなり高い方と言えるだろう。
値段と量がもう少し改善されれば、リピート率は上がるだろう。今後が楽しみなラーメン店が埼玉にまた一つ増えた。

地区別INDEX(麺編)