
注:有名店だけでなく、自分なりこの店は美味い!というところだけ紹介してしますが、住所・電話番号は
あえて表記しておりません。どうしても知りたいという方は、メールして下さい。店の場所は、東京に限りません。
ラーメン日記バックナンバー
地区別INDEX(麺編)
清宝@静岡市(旧清水市)
※2007年2月28日閉店
実はこの店は、私の実家である。今までマスコミの取材等一切断っていたので、これが初公開となる(笑)
しかし帰省するのは数年に一度の割合でしかない。おまけにその時は、家業が休日の場合が殆どで、ここ数年
実家のラーメンを食べたことがない状態だった。今回は、たまたま病気の親戚の見舞を兼ねて急遽帰省したので
久しぶりに食べることが出来た(笑)・・・・・いきなり思い出話になって恐縮だが、大学生の時には家業を真面目に
手伝っていたが、特に近所にある市民会館への配達はクルマが運転出来る私が主に担当していた。このホールに
公演にきた芸能人に対して、出前をすることが頻繁にあったが、美空ひばり、ドリフターズ、桜田淳子、菅原洋一、
北島三郎、ジェリー藤尾、五木ひろしなど当時の有名タレントの楽屋に直接ラーメンの配達をした記憶がある。
彼らが、口コミで清水に公演に来たら「美味いラーメンを食べたかったら、清宝のラーメンを食べろ」と伝えていたのだ。
ラーメン好きで有名なジェリー藤尾さんの場合、直接本人が注文の電話をしてきたが、たまたま電話に出た祖母が
耳が遠くて、ラーメンの注文個数は聞き取れたが、「ジェリー藤尾」という名前がうまく聞き取れず、電話口で、何度も
「ジェリーって、どちらのジェリーさんですか?」ととんちんかんな受け答えをしていたのを思い出してしまう・・・・・・
実家のラーメンは、鳥ガラ&豚骨ベースのあっさりした味だ。これに煮干の風味が微かに加わっている。
出汁を取るのに、昔はガスバーナーではなく、コークスを使っていた。この方が火力が強いし、種火の加減も良い。
残念ながら、コストの面やゴミ処理の関係で、業務用ガスバーナーに変わってしまったが、味はその分落ちたと思う。
麺、餃子の皮、ワンタン、シューマイ等の皮は全て自家製だ。製麺所に依頼することはない。かん水の加減、粉の
品質、麺の細さの微妙な加減を毎日変える関係があり、納得の麺を作るには自家製でなければ駄目なのだ。でも
清水のラーメン店は自家製のところがかなり多い。それだけ拘っている店主が多い。「北京屋」、「三盛楼」、「三徳」
など美味いラーメンを食べさせくれるところは、必ず自家製である。あと焼豚は毎日肩ロースの上肉を焼き、メンマは
台湾産の最高級ものを塩抜きしてから、味付けする。カレールーも自家製だ。業務用の出来合いのものを業者が
売り込みに来ているが、味がかなり落ちるため、出来る限り自家製にしているのだ。これが小さい頃から当たり
前の様に見てきたので、上京して東京のラーメンの味の不味さに驚いて、厨房を良く見ていたら、業務用のスープ
などを当たり前の様に使っている店が多くて驚いた。これじゃー美味くないのは当たり前だよね。ここ数年になって
から、無化調、自家製のものに拘るお店が東京にたくさん出てきて好ましい状態になってきたが、値段が800円
とか850円などかなり高めになっているのが悲しい。
デフレの時代なんだから、もっと安い値段で美味しいものを出す心意気が欲しいなぁ。。。。。。
(ラーメン450円!)
三徳@静岡市(旧清水市)
この店は、実家よりも繁華街に近いところで営業しているが、全ての値段が20年近く前と変わっていない。
冷やしラーメンが400円!ワンタン麺が400円、五目ラーメンが450円と涙が出るほど安い!しかし高齢の女将
さんが一人でやっている店なので、最近はあれこれ作るのは大変になってきたらしく、ワンタンの皮を作るのを
止めてしまったらしい。この日もワンタンメンを食べることは出来なかった・・・・・・・ワンタンのアンが実に美味しく
実家のワンタンより美味いと思っていたのに残念だ。
この日は、出来るのは何か?と聞いたら、ラーメンしか出来ないと言われたので、普通盛りのラーメンを久しぶりに
食べてみた。画像の通り、ノリ、メンマ、焼豚が2枚とオーソドックスなラーメンだが、トリガラスープの香りにうっすらと
煮干の香りがして、和風ラーメンの典型と言える。スープを一口飲めば、あっさりとした風味に醤油の香ばしい匂いが
してスーっと喉を通っていく・・・・・毎日食べても飽きない。麺はやや縮れた細麺で、少し柔らかめだが、コシがあり、
食べ易い麺だが、これが喉越しが良いのだ♪焼豚は、モモ肉の脂身の少ないところを使っていて、年寄り、子供が
食べても食べ易いところを出している。これが300円で食べれる! 大盛りはたった50円増しだ。850円ラーメンが
幅を効かす時代に、このようなラーメンがまだあることが本当有難いと思う。出来ることなら、ずっと続けて欲しいが、
後継ぎがいないので、今の女将さんが体力がなくなれば閉店になってしまう・・・・・・場所的になかなか食べに行く
のは難しいが、出来るだけ帰省した際には、必ず寄っておきたい店だ。
静岡おでんが、東京でブームになりつつあるなら、出来ることなら、良心的にやっている静岡ラーメンのお店が
東京で有名になっても不思議でないと思うのだが。。。。。。。
(ラーメン300円!)
五丈原@札幌(池袋東武デパート・北海道展に出店)
札幌の本店には、7、8年前に行ったことがある。出張に行った際、地元で人気のラーメン店と聞き、雪の降りしきる
中を歩いて行ってみたけど、寒かった!マイナス15度はあったと思う。だから、冷え切った状態でお店に入ったら、
店内で10名以上のお客さんが、待っていたのには驚いた!ラーメン好きな人は、どんな天候でも美味しいラーメンを
食べたいものなのね(笑) 暖かい店内で20分ほど待ったあと、ラーメンを食べることが出来た時は、念願のものを
食べることが出来た満足感と体が芯から暖まった安心感から、どっと疲れが出てすぐ近くのホテルまでタクシーで
戻った記憶がある・・・・・・
札幌ラーメンの場合、「味の三平」、「糸末」、「龍鳳」などに代表されるように味噌ラーメンのイメージが強いが、この
店のラーメンは旭川ラーメンの系統のため、塩ラーメン、醤油ラーメンが好んで食べられている。特に「とんしお」に
人気があり、お店で食べた時もお客の8割がこれを注文していた・・・・・・見た目は、味噌ラーメンに近い。こってりした
印象があるが、一口スープを啜ると、濃厚な味の中にすっきりしていて美味い! 焼豚もトロトロした状態で口の中で
溶けていくようだ。大振りの切身が3枚も入っている。メンマも食べ易いように小さめにカットしたものが大量に入って
いるのが嬉しい。これで650円である。「山頭火」より相当お徳感があると思う。東京には支店は出していないので、
出張でもない限り、なかなか食べることが出来ないのが残念だったが、今回東武デパートの北海道展の目玉店とし
て、出店してきたので、久しぶりに食べることが出来た♪ ややスープがぬるい感じがしたが、デパートの施設では
これが限界なのだろう。ただ、これ以外は札幌で食べた味と変わりがないのが嬉しかった。出来れば、東京に支店
を出してくれると、有難いと思うが、値段が「山頭火」並みになってしまう恐れはある。やはり時々デパートで食べる
程度が良いのかもしれない、といろいろ考えてしまった。。。。。。。
(とんしおラーメン650円)
わらび@新小岩
新小岩に好きなサウナがあり、時々汗を流しにいくが、そのサウナのある商店街に昨年出来た讃岐うどんの店だ。
セルフ式になっているが、チェーン店の店と違いアットホームな感じが好きで、サウナに入る前に必ず寄るように
している・・・・・・一番安いのは、かけうどんの小盛りが180円(税別)で、つゆが温かいものと冷たいつゆのものと
2種類選べるようになっている。今回は、冷かけの中盛りにしてみた。二玉分の量があり、結構食べ応えがある。
冷たい出汁は、いりこの風味がそこそこあってまずまずの味だ。東京麺通団のつゆよりはいりこの風味が弱いが
充分美味しい♪
うどんは、柔らかな食感がありながら、しこしこしていてコシも充分ある。正直言って、はなまるや小町うどんよりも
美味い♪ トッピングの天麩羅やおにぎりの値段も他店と変わらない。大きな違いは、アルコールがないこと、
おでんがないこと位か。でもおでんは、食べることはあまりないし、酒を飲みたいなら、新小岩には「魚三」がある。
この日も「魚三」の店内は、夕方6時頃に覗いてみたところ、5、6人が待っていた。流石人気店は違うねぇ。ちょっと
マグロでも食べてみたかったが、次の機会にしておいた。「魚三」は、やはり開店前に並ぶにが一番良いか・・・・・・
その場合、サウナで軽く汗を流してから、「魚三」に開店と同時に入り、マグロ、ウニなど新鮮な肴で一杯やった後
〆で、この店のうどんを食べるのが一番ベストな組み合わせかもしれない。。。。。。。
(冷かけ中盛280円)
フジメン@静岡市
実家がラーメン店でもあったので、中学生の頃から他のラーメン店を食べ歩くことが多かったが、この店は
私が中学生の時に新清水駅の駅前に支店を開業したところで、スープと麺を毎日北海道から取り寄せて
いるというのが、この店の売りだった。ホントのところは、どうか分からないが、味噌ラーメンを食べにお客が
多数やってきたのは事実だ。私もその一人だったが、最初一口食べた印象は、今まで食べた味噌ラーメンの
中では一番味噌スープにコクがあって、美味いと思った。この店の最大の特徴として、もやしを一切使わない
のが気にいった。当時実家も含めて、もやし、キャベツをふんだんに使うのが当たり前の風潮の中で、もやしの
香りが味噌スープの味を邪魔するのが嫌いだったのだ。だから、今でも実家の味噌ラーメンは嫌いだ(笑)
という訳で、それ以来、新静岡駅そばにある本店も含めて、この店で味噌ラーメンを食べることが多かった。
しかし東京が生活の拠点になってから、なかなかこの店のラーメンを食べることはなくなってしまったが、この前
帰省したおりに、20年ぶりに新静岡の本店に行ってみたら、なんとお店がない。潰れてしまったのか・・・・・・・・
と落胆して静岡駅方向に歩きだしたら、移転して営業をやっているではないか! ほっとして早速店内に入り、
注文する際に、あっさりしたものが食べたくて、塩ラーメンを頼んでみた・・・・・・・久しぶりにご対面したラーメンは
全く変わっていない。焼豚、メンマ、キャベツ、タマゴ、インゲン、ノリのバリエーションは味噌ラーメンと同じだ。
透き通ったスープを一口飲んでみると・・・・・・何処かで飲んだことのある味だ。う〜ん、何処だった・・・・・・
そうだ!函館の「真マメさん」の塩ラーメンとかなり似ているぞ! 優しくて飲みやすい味だ。「真マメさん」の方が
やや脂っこいくらいだ。メンマの味つけもかなり似ているような気がする。そうか! 「フジメン」の味は、札幌では
なくて函館の味を再現したラーメンだったんだ。そういえば、函館のラーメンは、もやしを使わなかったな。そんな
ことを思いながら、あっというまに、塩ラーメンを完食してしまった♪
懐かしい味を求めてきたのに、意外な発見をしてしまって嬉しい気分で帰京することが出来た。。。。。。
(塩ラーメン)
後楽@新橋
岡山ラーメンの店として新橋駅近くにオープンした店だが、岡山ラーメン?かどうか真偽は疑わしい(笑)。
しかし、500円で大盛りサービスなんで、結構良く食べている。青ネギ好きの私としては、これだけで高ポイント
なのだ(爆)。いりこが混じった醤油スープは、正直言ってまずまずのレベルだと思う。やや化調が強いのが
欠点だが、どことなく静岡ラーメンに似た雰囲気があるのが、二番目に気にいっている理由だ・・・・・・
トリガラ&とんこつのイリコ風味スープ、青ネギ、メンマ、焼豚、ストレート細麺のシンプルな構成のラーメンが、
上に載せている実家のラーメンと比較して、なんとなく似ている感じがすると思うが、どうだろう?
ほんまもん(?)の岡山ラーメンは、後楽園の近くにある「天神そば」しか食べたことがないが、ここの「肉多くいり
そば」は、かなり個性的なラーメンだった。相当醤油味のきつめのラーメンで、スープを半分以上残してしまった。
だから、本格的な岡山ラーメンがどんなものか分からないが、500円で大盛りサービス、650円で餃子とご飯が
セットになるお徳な商品もある。それに値段が安いだけじゃなく、メンマも焼豚の味も悪くない。それに、この店は
早朝から深夜まで営業しているので、朝飯代わりにも、夜飲んだ後にも寄れる重宝な店である。。。。。。
(醤油ラーメン大盛り)500円!
はやし@渋谷
しばらく前にラーメン愛好の士のオフ会に参加して、かなり濃い話しに堪能してきたが、その際にメンバーの
方から、渋谷のマークシティ近くにある「はやし」のラーメンが美味い!と聞いた・・・・・・翌週丁度仕事が
渋谷であったので、仕事を片付けた後、遅い昼飯を食べに寄ってみた。2時過ぎに、店内に入ったら、先客は
女性客が一人だけだ。カウンターのみの店内はシンプルだが、落ち着いた感じがして好感が持てる。BGMは
流行かもしれないが、ジャズである。好きなので、構わないが、何処もかしこもジャズなのはいただけないなぁ。
ボサノバでもいいじゃない! どうせ有線放送なんだから、他のジャンルも流してみてよ!と言いたくなる・・・・・
鳥ベースのスープは、少しとろりとしてシンプルだけど美味しい♪ 一口スープを飲んだ時に、焦がした香りが
したが、焼豚の焦げた香りがスープに染込んでいるのか? 柚子が一切れ入ったシンプルな味のスープが良い
だけに、焦げた香りはやや余計なものに感じたが・・・・・・・しつこいようだが、青ネギが高ポイントである(笑)
太めのメンマの味が大変よろしい♪ そして、焼豚である。かなり大振りで厚めの焼豚が、熱いスープの中で
トロトロニになった状態で食べ易いし、実に美味い! 正直言って、ノリはなくても良いのでは? それくらい他の
具が美味しい・・・・・・・中野「A」、西新宿「M」があまりにも人気になり過ぎて、気軽に食べることが難しくなって
いるが、この店なら充分その代役を果たせる筈だ。でも、空いているのは今のうちだけだと思う。。。。。。。
(ラーメン680円)
井上@築地
かつて実家の定期購読していた雑誌「近代食堂」で、繁盛しているラーメン店として、築地「井上」、札幌「味の三平」、
岡山「天神そば」、福岡「元祖長浜屋」が特集されていたことがある。この特集記事を見たのは、小学生(!)の頃
だったが、何故かこの店全部を絶対に制覇してみたい!とその時に痛切に感じた・・・・・・結局その夢は、大学3年の
時に叶えることが出来たのだが、一番最初に行った店が、大学入学後、直ぐに食べに行った「井上」である。
ちなみに最後に食べたのは、「天神そば」だ。それぞれ地元の有名店なので、お店を探す苦労は感じなかったが、
お店までの旅費を工面するのが、大変だったね。当たり前のことだけど(笑)
「井上」は、間口が1間ほどの小さな店だが、面積での売上率は日本一の超効率的な店だ。早朝から昼過ぎまで、
お客がひっきりなしにやって来るが、ラーメン一品しかないので、店主と相棒の男性が、ひたすらラーメンを作りまくる。
この動きが、実に無駄がなくて、てきぱきとしている。もう何十年もやっているから、当たり前かもしれないが、ぼっーと
厨房の二人の動きを見ているのは、なかなか楽しいものだ・・・・・・・・唯一気になるのが、化調の「量」だ。無化調が
全盛のこの時代では、入れ過ぎじゃないの?という位たくさん入れる。食後に舌が痺れる感じと、妙に喉が乾くのが
困るのが欠点だが、味は美味い。さっぱりした醤油味のスープは朝より夜酒を飲んだ後がベストだと思うのだが・・・・・
あと焼豚の量もチャーシュー麺とも言えるほどたっぷりしている。メンマ、カイワレ&ネギの量も充分だ。これが600円
なら相当お得だと思う。ライスとお新香があると更に満足感が高いと思うが、次回持込可能かトライしてみたい。。。。。
(ラーメン600円)
かめや@新宿(思い出横丁)
昨年暮れ新宿にオフィスが移転した関係で、昼飯はこの思い出横丁で済ます場合が多い。この店は、立ち食い
の店ではないが、店の周囲は仕切りがなく、いきなり外という立ち食いそばの雰囲気が気楽で良い♪ 空いてる
席があったら、外からひょいと座れば良いのだから(笑) しかーし、味はその辺の蕎麦店より美味い!!
特にお薦めなのが、天ぷらそばだ。野菜の天ぷらが、実に上手く揚がっている。ちょっと厚めに揚げてある天ぷらの
さくっとした食感がなんとも言えない。
蕎麦は乾麺でそれほど美味いわけではないが、出し汁はカツオ節の風味がよく効いていてなかなかいける!
やや甘めの味つけだが、天ぷらと蕎麦の風味を上手に引き立てている。これが、320円とは安い。それにあと50円
プラスすると、半熟玉子が追加できるが、天玉そばになる。これがまた滅法美味いのだ♪
二日酔いの時、昼飯にしたい時や飲む前に軽く腹に入れておきたい場合に、この店の蕎麦が丁度ピッタリなのだ。
最近では、週に2度は行くようになってしまったお気に入りの路麺店である。。。。。。
(天ぷらそば320円!)
地区別INDEX(麺編)