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る日の極私的居酒屋日記15 
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北千住「藤や」
北千住には三大煮込みの名店と言われる「大はし」や関西風串揚げの名店「天七」など数多くの名店が
点在する激戦区だが、この牛串煮込みのお店「藤や」も隠れた名店と言って良い。北千住駅西口を出て
イトーヨーカドー近くまで行ったところで路地に入ったところにあり、地元客でなければわざわざ来ない様な
場所にある。店内は、常連客がいつもいるが、「大はし」のようにガイドブック片手にやってくる客がいない分
店内は静かで落ち着いている・・・・・・牛串煮込み鍋を囲むようにカウンター席が8席程あり、後は奥に小上が
り席がある。ちょっとした宴会は、このテーブル席でやれそうだ。

お店を訪れた日は地元の縁日の日らしく路地に人が一杯で、焼きそばやたこ焼きの露天などがたくさん出て
いて賑やかな雰囲気だ。店内も常連客で込んでいた。煮込み鍋をカウンター席から覗き込むと、牛串の数が
少ないのが良く分かる。店主が申し訳なそうに、今日は早い時間から込んでいたので、牛すじの煮込みしか
ないことを話してくれた。折角牛串煮込みを楽しみにしてきたので、牛すじだけでも食べてみることにした・・・・・
煮込みの汁の色を見る限り、醤油味で長時間煮込んであるように感じたが、店主の解説のよれば、名古屋の
八丁味噌をベースにいくつか味噌を混ぜ合わせて汁の味を作っているとのこと。しかし食べた客のほぼ全員が
味噌味だと分からないそうだ。

牛すじを口に入れて噛んでみると、固い牛すじが実に柔らかくなっていて、噛めば噛むほど牛すじの甘い肉汁が
口の中に拡がってくる。醤油味でないのに、何故かあっさりした味つけが微妙に舌に残る・・・・・・これが八丁味噌
を使っている理由なのか。ホルモンの臭みが全然しないし、あっさりとしていて何故か舌に残る味は味噌の技と
言わざる得ないだろう。牛串の味からしてこうなので、後の料理は押して知るべしというところだ。なす焼きの
なすの焼き加減、味つけは抜群(!)だったし、鯖の塩焼きも焼き加減が絶妙だった・・・・・・・正直言って、当初は
「大はし」が休業中の繋ぎ位の位置付けで考えていたのだが、これなら「大はし」には行かなくなってもいいや!と
考えてしまった。。。。。。。

(牛すじの串煮込み/1人前3本)

お店データ:「藤や」足立区千住2-35  3870-6677
営業時間:17:00〜23:00 日祝休
予算:2000円前後
名物料理:牛串煮込み400円、なす焼き400円、くさや500円、ハムエッグ400円、小あじマリネ450円
ドリンク:生ビール500円、チューハイ350円、焼酎(ボトル・亀甲宮)1800円
コメント:牛串煮込みの鍋を囲むようにカウンター席があり、のんびりとナイター中継を見ながら飲むと
不思議と癒されてくる。一見客でも充分寛げる雰囲気の良い店である。
極私的評価:★★★

北千住「割烹くずし 徳多和良(とくだわら)」

「藤や」が煮込みの名店なら、この「徳多和良」はなんと割烹料理店の味をたった300円で楽しむことが出来る
超格安・高レベルの和食店と言って良いだろう。店主は都内の割烹料理店で板前を勤めた後、高級割烹料理を
庶民的な値段で提供したいとこの店を始めたのだ。だから店内には店主の拘りや心意気が溢れていて、地元の
常連客でいつも一杯の状態だ。「藤や」と同じ駅から少し離れた路地にある関係で、一見客が飲みに来る場所では
ないが、店内は口コミで評判を聞いた客がひっきりなしにやって来る。それに一度訪れたお客は、絶対リピートする
ので、常連客の輪がどんどん拡がっていると言う感じだ・・・・・・・・

今回は前の週に訪れたリピートで、前回デジカメを忘れてしまったこともあって、友人たちを何人か誘って行ってみた
のだが、前回食べた料理は全くメニューになく、店主が市場で仕入れた魚介類で、その日のメニューが毎回変わる
というやり方になっているそうだ。だから前回あった岩牡蠣がない代わりに、ワタリ蟹があったり、赤貝があったり
するのだ。店主の目利きで、一番美味しそうな食材で値段が安いものを仕入れている・・・・・・「うけもち」と似ている
とも言える。しかし、料理のレベルは「うけもち」には申し訳ないが、割烹料理店で板前をやっていた「徳多和良」の
方が遥かに高い。
例えば、このしめ鯖にしても見た目は、ピンク色した刺身の切身に見えるが、実は酢と塩で〆たしめ鯖だ。切身を
ひとつ口に入れて噛んで見ると、微妙な塩加減で酢で〆た味わいが口の中に拡がってくる・・・・・・美味い!

しめ鯖でこの味なので、他のものは推して知るべしというところで、合鴨ロース焼は焼き加減が絶妙で、肉を噛めば
噛むほど香ばしいかおりと甘い肉汁を堪能出来る。また鯛天麩羅は、刺身にしても美味しいところを天麩羅にして
しまうのだが、ぷりぷりとした歯応えがなんとも言えない・・・・・手を加えた料理が素晴らしい!
あとこの店でのお薦めは、ランチタイムの定食だそうだ。日替わりでその日に仕入れた食材使って作ってくれる
定食が最高に美味しいらしい。それも僅か500〜600円で食べれるとのことだ。隣席の常連さんから聞いたが、
昼も夜も来る人が結構いるらしい。この店や「藤や」に来てしまうと、「大はし」が休業中という不便さは全く感じなく
なってしまう。本当に北千住は奥が深いところだ。。。。。。。。

(超美味!:しめ鯖)

お店データ:「割烹くずし 徳多和良」足立区千住2-12  3870-7824
営業時間:11:00〜13:30(ランチ) 17:00〜23:00 日祝第2月休
予算:2000円前後
名物料理:300円;かつお刺身、しめ鯖、赤貝刺身、鯛天麩羅、合鴨ロース焼、こち煮こごり、わたり蟹
400円;うなぎ蒲焼・白焼き 500円;鯛かぶと焼、うな丼、鯛そうめん、松茸土瓶蒸し
ドリンク:オール300円;生ビール、レモンサワー、ウーロンサワー、ウイスキー、日本酒、芋焼酎
コメント:都内の割烹料理店で板前だった店主が、思い切り庶民的な価格で割烹料理レベルの品物を
提供したいと始めたお店。店主の心意気が店内に溢れていて、一度行ったらリピート率100%!
極私的評価:★★★
★★

神戸・元町「金盃」
JR元町には、中華の丸玉食堂によく食べに来ていたが、昼間に来ることが多く、丸玉食堂から目と鼻の距離にある
金盃があることは知ってはいたが、夜に飲みに来たことは今まで一度もなかったのだ・・・・・関西に4年近く住んで
いながら、夜の神戸に来たことが数えるほどしかなかったのだ。
今回も夜には和歌山市内のホテルにチェックインする関係で、午後3時の開店と同時にお店に入ったので、結果的に
夜の神戸を楽しまずに終わってしまった(苦笑)

さて本題に入ると、3時の開店と同時に入ったので、お客は当然私一人だったが、5分もしないうちに、一人、また
一人とお客が入ってきて、平日の昼間(!)にも拘らず、飲んでいるお客はあっと言うに間に、5〜6人になっていた。
さすが神戸の有名店だけあると感心させられた・・・・・・炎天下で開店を待っていた関係で、喉がかなり渇いていた
ので、瓶ビール1本を軽く飲み干してしまい、泉正宗の冷酒を飲んでみた。かなり甘めの酒で、正直美味い酒とは
思えないが、喉が渇いているため、いくらでも飲めてしまう。入店して20分もしないのに、相当酔いが廻ってきた(笑)

冷酒のアテには、さよりの刺身、きずしを頼んでみたが、面白いことに、きずしを注文した時に、店員が「さば酢」と
言い直して、厨房にオーダーを通していた。関東だと、「〆さば」というが、「さば酢」という言い方も悪くない。
実際関東の居酒屋でも「いわし酢」、「アジ酢」というものがある訳で、更に「さば酢」があっても良いのでは?という
ことを酔った状態でふと思ってみた・・・・・・・・・
ところで、さよりの刺身は甘くて新鮮で実に美味しかった。肝心のきずしは、好みが分かれるところだが、もう少し酢が
効いている方が美味しいと思った。しかし、正直40分ほどしか時間の関係でいられなかったので、もう少しいろいろな
料理を味わいたかったところだ。。。。。。
(さより刺身)

お店データ:「金盃」神戸市中央区元町高架通1-110 078-331-5464
営業時間:15:00〜21:00 日曜祝日休み
予算:2000円前後
名物料理:かつおたたき750円、さより刺身400円、きずし(さば酢)250円、湯豆腐300円、たこの子400円
はも洗い梅肉800円、天麩羅盛り合わせ900円
ドリンク:ビール小350円、泉正宗1合300円、泉正宗冷酒600円、ホッピー380、麦焼酎300円
コメント:JR元町駅そばにあり、立地は抜群! 午後3時から営業しているので、ちょっと軽く
飲んでから、阪神戦の応援に行けるメリットがある。値段も良心的で申し分なし。
極私的評価:★★★

大阪・天王寺「明治屋」
今回の関西行きで、一番楽しみにしていたのが明治屋である。この店を訪れた友人たち全員が、この店の良さを
話してくれるからだ・・・・・そこで、ちょっと無理した居酒屋巡りをしてみた。午後3時開店と同時に「金盃」に入り、
短時間で雰囲気だけ味わった後、阪神電車で急いで梅田に戻って、環状線に乗り換えて天王寺に行き、明治屋に
入り、その後仕事先の和歌山市のホテルに宿泊するという神戸〜大阪〜和歌山の移動距離だけはやたら長い
ツアーである(笑) 実は、早朝に夜行バスで到着しているから、正確にいうと、三都(京都・大阪・神戸)プラス
和歌山となんとも豪華(?)なツアーである・・・・・・・・・

「金盃」で飲んだアルコールは、大阪市内のあまりの暑さのために、汗と一緒に抜けてしまい、明治屋に到着した
頃にはすっかり抜けてしまった。阪堺線のチンチン電車が走る道路沿いにある店は、話に聞いている通り、再開発
の地区にあり、周りは全て取り壊されており、更地になっていた。この店だけポツンとあるから、簡単に見つけること
が出来た! なかなか風情のある建物だ。いつまでこの状態で営業しているのか分からないが、是非続けて欲しい
ものだ。店内に入ると、なんと9割がたの入りで、ほぼ満席近い状態だった!到着したのが、5時を少し過ぎていた
ので、ある程度のお客がいるとは想像していたが、ここまで人気があるとは・・・・・東京で言えば、魚三、山利喜の
ような入りに近いかもしれない。とにかくひっきりなしにお客が来る、来る。18〜19時はかなり厳しいだろう・・・・・・

一番奥のカウンター席が空いていたので、運良く座ることが出来たが、一人客が多い店だ。皆静かに飲んでいる。
だから、魚三のような喧騒状態とは違う雰囲気がある。あえて言えば、「大人の居酒屋」という感じだ。静かに、
日本酒とアテを楽しんでいるのだ。だから、長居をするお客があまりいないかもしれない。一時間程でさらっと勘定
を済ませて帰るタイプが多い感じがする。 さて、ビールで水分を補給した後、早速日本酒に切り替えてみた。
まずは、大阪の酒「秋鹿」にした。くせがなく、すっきりとした味わいでやや甘いが、灘の酒程甘くないので、呉春と
並んで好きな酒だ。この酒にどて焼きがぴったりマッチして実に美味い!関西のどて焼きも甘味が強いところが
あって、好みが分かれるところだが、この店のは甘すぎず、薄からずと微妙が塩梅が絶妙だ。次に、旬の野菜
冬瓜の煮付けを頼んでみたが、煮付けは薄味の関西風味だが、これが冬瓜の旨味を上手く引き出していて
最高に美味しい! お酒は、「小鼓」、「神亀」と純米酒を中心に飲んでみた。いくらでもお酒が喉を通るのが
怖いくらいだ。一時間程堪能した後、天王寺から阪和線で和歌山まで向かったが、終点の和歌山駅に着くまで
ぐっすり寝込んでしまった(苦笑)・・・・・・・・もし可能ならば、この店がまだある内に是非再訪してみたい。。。。。

(超美味!;どて焼き)

お店データ:「明治屋」大阪市阿倍野区阿倍野筋2-5-4 06-6641-5280
営業時間:13:00〜22:30 日曜休み
予算:2000円前後
名物料理:冬瓜の煮付け350円、どて焼き500円、冷奴350円、はもちり850円、たこ天450円
ドリンク:ビール490円、チューハイ390円、ワイン350円、日本酒・秋鹿450円〜
コメント:午後1時からの開店だが、いつも酒好きの大人達で込んでいる。しかし実に静かで
居心地の良い店である。お酒とアテのバランスも最高で、居酒屋の頂点ある店だと言える。
極私的評価:★★★★★

大阪・大正「火の来間」
この店は、飲み仲間の友人から大阪でホッピーが飲める店と紹介されていたので、機会があれば是非
一度行ってみたいと思っていた。関東中心で、それも東京都内が圧倒的に多いホッピーは、関西では
相当珍しい飲み物と言ってよいだろう。実際関西から転勤してきた同僚たちは、まず殆ど飲んだことがないと
言っていた。それだけに、大阪市内で飲めるのはかなり貴重な存在と言える。

JR大正駅からタカラブネの方向に歩いて、右の路地を入るとすぐ見つけることが出来た♪駅からはほんの
数分の便利な場所だ。入り口のドアを開けて中に入ると、入り口左脇にあるテレビが阪神戦を中継していた!
当たり前の話だが、店内は4、5人の先客で盛り上がっている・・・・・・今年の阪神は本当に強いね♪小学生の
頃からの田淵ファン(法政大の選手の頃からである)だけに、彼のコーチで頑張っている状況は実に嬉しいね!
話が横にそれてしまったが、テレビを見ながら注文した飲み物は当然ホッピーにした。ホッピーの瓶は330タイプで
いわゆる一般家庭向きの瓶で、都内で出回っている業務用ではないのが残念だ。関西では問屋が扱っていない
はずだから仕方がないことだが・・・・・・・

立ち飲みの店だが、お酒もアテも充実していて、八海山や〆張鶴などの日本酒、富乃宝山、海など芋焼酎もかなり
揃っている。これらの銘柄を450円〜500円程度で飲ませてくれるのは嬉しい♪ ホッピーを2杯ほどお代わりした
後は、久保田を一杯飲み、久々に新潟の地酒を味わった後、富乃宝山をロックで飲み始めたら、いくらでも飲めそう
な状態になってきてしまった。この後、天六で飲む予定だったので、しぶしぶ切り上げたが、常連のお客さん達と店長
醸し出す雰囲気もかなり良いので、ついつい時間を忘れて飲んでしまう。
ちなみにアテはどれもボリュームがたっぷりとあり、実に美味い!特に焼き豚は、芋焼酎のロックにピッタリだった!

 
(焼き豚;美味!)                       (豚タン&もやし炒め:ホッピー、芋焼酎のアテに最高)

お店データ:「火の来間」大阪市大正区三軒家東1-4-15 090-5057-3639
営業時間:17:30〜23:00 日曜祝日休み
予算:2000円程度
名物料理:牛カルビ350円、焼きそば450円、さば塩焼き350円、スパゲッティ550円
ドリンク:ホッピー300円〜、エビスビール400円、地酒「八海山」500円〜、芋焼酎「伊佐美」500円〜
コメント:関西では珍しいホッピーが飲める店。格安な値段で地酒や焼酎が飲めるのが嬉しい。
最近は、日本酒より芋焼酎の種類がかなり充実しており、これらにマッチしたアテも美味い!
(2004.7〜8月再訪)
極私的評価:★★★★

白金高輪「鈴木屋」
(上品な味わい:煮込み)
いろいろなもつ煮込みは数あるが、醤油味か味噌味でじっくりと煮込んだあって、味としてはかなりこってりとした
汁にもつが煮込んである場合が多い。これはこれで美味しいと思うが、あっさりとした関西風の出汁のような汁に
もつが柔らかく煮えているのも非常に美味しい! 以前山梨に行った時、「吉泉(きっせん)」というホルモン料理店
で食べた煮込みが、このようにあっさりした関西出汁のようなスープだったが、非常に美味しかったことを憶えている。
関西の料亭「吉兆(きっちょう)」で修行した関係で、「吉兆」の吉の字を取って、「吉泉」と命名された由来がある程
関西風の出汁が効いた上品な味わいなスープのもつ煮込みだったのだ・・・・・・・・

鈴木屋の煮込みも「吉泉」のような上品で味わい深いスープの中に柔らかなもつが浮かんでいる。丁寧にアクを
取りつつ長時間煮込んだもつは噛まなくても口の中で蕩けていくように味わい深い。正直いくらでも食べられる気が
したが、一杯目をあっという間に食べ終わってしまい、お代わりを頼んだ。人気商品なので、早めにお店に行かないと
煮込みが終わってしまうことも多いらしい。
あと、この店でお薦めなのが、テッポーの塩焼だ! 埼玉屋だと上シロ焼とほぼ同じレベルの油の乗り具合が絶妙で
口に入れて噛むと肉汁がじわーっと拡がるのが分かる・・・・・・ホルモン好きには堪えられない食感と味だろう。
他にも焼き物は多いが、この店に来たら、煮込みとテッポーは是非食べることをお薦めしておきたい。それも出来れば
早い時間にだ。白金という場所柄、店内には女性客それもシロガネーゼらしき人たちも見受けられ、華やいだ雰囲気が
なかなか良い。でも値段は下町価格なのがとても嬉しい店である。。。。。。。。

お店データ:「鈴木屋」 港区白金3-9-8 3441-9898
営業時間:17:00〜21:00 日曜・祝日休み
予算:2000円前後
名物料理:煮込み350円、味付けガツ250円、味付けもやし250円、もつ焼各120円(タン、ハツ、
レバー、ハラミ、チレ、シビレ、はつ下、ズイ、ひも、ガツ、テッポウ、子袋、わっぱ)
ドリンク:ビール生600円、サワー400円、ウーロンサワー400円、生グレープサワー500円、日本酒600円
コメント:澄まし汁のような上品なスープで長時間煮込んだ煮込みが実に味わい深く美味しい!
思わず2杯はお代わりしてしまう。あとテッポウの塩焼が超お薦めで必ず食べて欲しい。
極私的評価:★★

神田「新八」
神田は新橋と並ぶサラリーマンの町、それも親父族の町と言ってても良い程中高年の人間に居心地の良い
店が多い。チェーン店の居酒屋、立ち飲み居酒屋、寿司、焼き鳥屋、銘酒居酒屋、ビールホール、スタンドバーまで
ありとあらゆる店がある。この店は、その中でも銘酒居酒屋として有名だ。揃えている地酒の種類も凄いが、特に
この店が有名なのは、埼玉の銘酒「神亀」がほぼ全種類揃っていることだ。この蔵の酒は純米酒だけでいろいろな
味わい深い酒を醸しており、私もかなり好きな蔵である・・・・・・純米酒ならではの米の香りとキレの良さがこの酒の
魅力だ・・・・・

名物料理の馬の馬刺し盛り合わせ(ホルモン)を食べながら、神亀を飲むと、このフルボディな風味が丁度合う気が
するがついつい飲みすぎてしまうのが怖い(笑)。タテガミや霜降りなどやや脂がのった肉が、この酒に合うのだ。
芋焼酎も悪くないが、芋の風味が強すぎて、馬肉の繊細な風味が消えてしまうような気がする・・・・・・・
次に旬のサンマの刺身を食べてみた。実に綺麗な盛り付けで感心する・・・・・・手をつけるのが勿体ない位だ(苦笑)
青ネギを微塵切りにしたものとショウガをつけて切身を食べてみる・・・・・美味い!今年のサンマは特に美味いが、
さっぱりとして実に美味い!! 新鮮な魚介類の仕入に自信があると言っているだけのことはある。
神田で地酒を飲みながら、新鮮で美味しい魚を食べるなら文句なくこの店だ。。。。。。

(旬の味!:サンマの刺身)

お店データ:「新八」 千代田区鍛冶町2-9-1 3254-9729
営業時間:16:00〜23:30 日曜・祝日休み
予算:5000円前後
名物料理:馬刺し盛り合わせ(霜降り、赤身、レバー、ハツ、コウネ、タテガミ)2300円、サンマ刺身580円
いわしつみれ揚げ650円、牛タンの柔らか煮950円、江戸前穴子白焼き1100円、とんぶりおろし450円
ドリンク:サワー450円、ウーロンサワー450円、生グレープサワー500円、地酒700円〜
コメント:埼玉の銘酒「神亀」がほぼ全種類飲める店。磯自慢、十四代、鷹勇、黒龍、開運などかなりの
種類の地酒が揃っている。あと森伊蔵、中々、伊佐美など焼酎の種類もかなりだ。
極私的評価:★★★

上野「旬鮮市場 吟の蔵」

(刺身5点盛り)

上野駅、御徒町駅周辺は立ち飲み、大衆居酒屋が線路沿いにひしめく居酒屋激戦地帯だが、この店は
割烹料理店の店のような雰囲気とレベルの高い料理を出しながら、価格は大衆居酒屋とサラリーマンの味方の
店である。更にこの店の評判が良いのは、酒の種類とその酒の量が多い!ということにある。枡を受け皿として
コップに注いでくれるのだが、なみなみとコップに注いだ後、枡からもお酒が溢れる程の量をたっぷりと入れてくれる
のが飲兵衛親父たちに受けていると思う・・・・・・・

磯自慢、南、富久長、大平海、天界、黒龍、琵琶のさざ波、十四代、うきたむ、土佐しらぎく、久保田、田酒、浦霞、
九平次、松の司・・・・・東西の銘酒が本当に揃っている。これらを600円〜1000円以内で飲むことが出来るのだ。
それも正一合以上の量で飲めるわけだ。ここまでサービスが良いのは、虎の門の鈴伝か高田馬場の酒洛くらいしか
思い浮かばない。
これらの銘酒を名物料理の刺身の5点盛りを食べるといくらでも飲めてしまう。飲みすぎに注意しなければ(笑)
最後に、芋焼酎も揃っていることを書いておこう。伊佐美、富乃宝山、佐藤など有名どころの焼酎もしっかりと用意され
いるので、焼酎ファンも堪能出来る。それも600円と格安の値段で飲めるのが嬉しい。。。。。。。

お店データ:「旬鮮市場 吟の蔵」 台東区上野6-7-12 3835-4433
営業時間:11:30〜14:00 17:30〜23:00 無休
予算:4500円程度
名物料理:刺身盛り合わせ3点盛り700円・5点盛り1000円・7点盛り1500円、サバの塩焼き400円、
吟の蔵サラダ500円、マグロあご焼き600円、焼きうどん500円、ざる豆腐500円、豚キムチ500円
ドリンク:ビール500円、生レモンサワー400円、ウーロンサワー400円、地酒600円〜、芋焼酎600円〜
コメント:地酒が売り物の店にかぎって、グラスのサイズが小さかったり、量が少ないことが多いが、
この店の場合はたっぷりと枡とコップに入れてくれる!枡から毀れる程のお酒を見ると嬉しくなる。。。。
極私的評価:★★★★


地区別INDEX
  


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