ある日の極私的居酒屋日記1 ![]()
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神楽坂「ちょうちん」
今夜は、久しぶりに会社の上司と帰りの一杯。
軽子坂を飯田橋駅から登ったところにあって、結構判りやすい場所だ。
ここの名物は「おでん」と「芋焼酎」だ。まず、とりあえず最初は、生ビールで
乾杯。本日のおすすめ料理から「くじらの刺身」「かわはぎの刺身と生肝」
「牛タンの煮込み」を注文。どの料理もほどなく登場し、まずは「くじら」を
にんにく醤油で食べる・・・・・美味い!生肉の美味さが口に拡がってくる。
次に「かわはぎの刺身」を生肝を醤油でまぶして食べる・・・・・・
これは・・・最高だ!!こりこりとした食感がなんとも言えないし、
生肝醤油でまぶして食べると甘味がさらに増して、なんとも言えない旨みがある。
お湯割した「伊佐美」が1杯、2杯とすすむ。
ここの名物「牛タンの煮込み」は、小鍋に綺麗に盛られて、表面にワケギが一杯に
かかっており、見た目がのん兵衛の食欲を刺激するもりつけになっていて嬉しい。
ここで、「富乃至宝」を立て続けに2杯飲んだ。
最後は、「おでん」をお好みで3品ほど注文し、「森伊蔵」で1杯飲んだところで〆。
お店データ:「ちょうちん」新宿区神楽坂3-1 川端ビル1F 3268-5253
営業時間:17:00〜23:30 日曜祝日休み
予算:5000円前後
名物料理:関西風おでん、牛タンの煮込み、日替わりのお刺身など
ドリンク:地酒15種類以上550円〜、芋焼酎500円〜
コメント:地酒と今ブームの芋焼酎がかなり充実しており、値段も手ごろで良い。
極私的評価:★★★
滝野川「高木」
ミルクセットが有名な「高木」に友人が連れて行け!とうるさいので、西巣鴨駅で
待ち合わせして、明治通りを池袋方面に向かい、大正大学を通り過ぎたところで
交差点を渡り、右側の歩道を歩くこと5分で滝野川「高木」に到着。
まずは、生ビールで乾杯!美味いねぇ。このお店は、やきとんと煮込みが名物なので、
めいめいがやきとんを注文する。たん、はつ、がつ、レバー、なんこつ・・・・
なんこつは、大と小があって、大を注文すると、結構グロテスクな位のサイズ。
ちょっとこれは女性には無理かな・・・・ちょっと硬いけど、味はいい。
名物の煮込みは、いわゆる腸のところだけを長時間煮込んだもので、柔らかくて
とても食べやすくなっている。タマネギの微塵切をお好みでこの煮込みにかけてから
食べる仕組みになっているが、タマネギの嫌いな人は別として、もつ肉の独特の匂いが
苦手な人には、食べやすくて嬉しい配慮だと思う。
(定番:もつ煮込みとミルクセット)
ビールを飲み干したところで、高木名物の「ミルクセット」(通称:セット)を頼んだ。
初めての人は絶対びっくりするが、明治牛乳のガラス瓶のままテーブルに出されてくる。
コップになみなみ入った焼酎と空のコップに、お好みでミルクと焼酎を混ぜ合わせて、
ミルク焼酎の完成だ。焼酎6、ミルク4の割合が自分としては、一番好みだと思うが、牛乳
好きの人は、半々でも良いだろう。焼酎をミルク(!)で割るという行為に、怪訝な顔を
する人たちが多いが、一度この店に連れてきて、セットを飲ませると、納得して貰える。
結構、体調が悪い時でも、くいくい飲めるので、ちょっと気をつける必要があるかも。
なお、ここのカウンターは一人で来た時に座ると、妙に居心地が良く、週刊誌や文庫本を
読みながら、煮込みを肴にミルクセットで1杯やるのがお奨めである。
お店データ:「高木」北区滝野川7-47-1 3916-1750
営業時間:17:00〜22:30 日曜祝日休み
予算:2000円前後
名物料理:煮込み、やきとん、野菜焼き、豆腐など
ドリンク:日本酒500円〜、焼酎400円〜、ミルクセット400円
コメント:店主の高木さんの温和な性格なにじみ出たアットホームなお店
極私的評価:★★★
巣鴨「陣馬」
「高木」で軽く一杯やった後は、タクシーに乗って、17号を千石方面に行った「陣馬」へ。
「陣馬」は、17号からちょっと入った巣鴨の大鳥商店街にある。目立たない場所にあるが、
いつも地元の人たちで一杯の人気店である。あらかじめ「高木」にいる時に、携帯で連絡して
席を確保しておいたから、なんとか座ることが出来た。
下地は出来ているので、「夜明け前のにごり」四合ビンを1本もらって、飲み始めた。
乳白色の液体から、立ち上る香りは、見た目ほどしつこくなく、爽やかな香りがすーと
立ち上がる。口に入れると、なんとも言えない麹の味わいとのど越しの良さがして、いっき
に飲めてしまう。う、うまい!しかし、飲みすぎるかもしれないな、この酒は・・・・
さて、肴は、この店の名物「かにと白菜の吉野煮」、「馬刺し」、「刺身の盛り合わせ」
「おでん」を頼む。5年ほど前にダンチュウに掲載された時は、この「かにと白菜の吉野煮」が
大きく写っていたのだ。見るからに美味そうなこの一品に惹かれて、このお店を住所を便りに
訪れたのを思い出す。「かにと白菜の吉野煮」は、量もたっぷりで4人くらいで頼むと丁度良い
かもしれない。全体的に、このお店の料理は、量が多くボリュームがあってとてもいい。
一度忘年会をやったら、刺身の盛り合わせの量と寄せ鍋の量の多さにびっくりしたことがある。
男だけで4〜5名くらいの飲み会にはもってこいのお店と言えるだろう。
お店データ:「陣馬」文京区千石4-42-8 3947-9831
営業時間:17:00〜1:00 土曜日休み
予算:4000〜5000円程度
名物料理:馬刺し、かにと白菜の吉野煮、刺身盛り合わせ、おでんなど
ドリンク:日本酒500円〜、焼酎400円〜、地酒「夜明け前」
コメント:ボリュームがあり、男性客に人気がある地元の名店 値段も安い
極私的評価:★★★★
住吉「山城屋酒場」
今日は、飲み仲間と住吉の「山城屋」へ。都営新宿線住吉駅から徒歩5分ほどで到着。
6時30分に入店したので、7分ほどの客の入りだ。カウンター席が大きくあって、ソロの客が
結構多い。「魚三」もそうだが、下町の人気店で雰囲気の良いところは、ソロ客が多いのが
特徴だ。
まずは、ビールで乾杯のあと、煮込みと豚の唐揚げ(とんから)を注文する。
この2品は、山城屋の名物料理でほとんどの客が注文する定番だ。煮込みは、豚の内臓が
いろいろ入っていて、味噌味になっている。切り身が大きいが、良く煮込んであって柔らかい。
東京にはいろいろな煮込みがあるが、これは美味い!トップランクの煮込みだろう。
(名物:豚の唐揚げとチューハイ)
次にとんからが出てきた。大きな豚のロース肉を唐揚げしてある。とんかつを唐揚げにしたものと
言えば、判りやすいだろう。包丁で食べやすいサイズに切ってあるので、醤油をつけて食べてみる。
とんかつは、ご飯に合うが、とんからはビール、チューハイにぴったりだ!単純な料理だが、なんて
美味いんだ!チューハイも焼酎がたっぷり入った大コップで本物の味!これで400円は泣かせるねぇ。
ナイター中継が始まる季節が待ちどおしくなる店だ。
お店データ:「山城屋酒場」江東区住吉町2-7-14 3631-1216
営業時間:17:00〜23:00 日曜休み
予算:2000〜3000円程度
名物料理:もつ煮込み、豚の唐揚げ(とんから)、刺身など
ドリンク:チューハイ250円、日本酒500円〜
コメント:煮込みと豚の唐揚げ(とんから)が名物料理だが、さすがに絶品!客のほとんどが
注文する人気メニュー。カウンター席にのんびり座って飲むソロ客が多い。
極私的評価:★★★★★
焼津「どんた久」
駅前からタクシーに乗って5分ほどで到着。カウンター席に7名、テーブル席が6つと40〜50名は
収容できるスペースがある。テレビ前のカウンター席にすわって、まずはビールを注文する。
焼津には、サッポロビール工場がある関係で、サッポロビールをおいている店が多いらしい。
黒生ビールが一般的だが、出来ればラガーが望ましいのだが、ラガーは扱っている店が本当に
少ないなぁ。のどごし、マイルドな味わいといい、ビンビールの象徴だと思うのだが。。。。
つまみに平目の刺身、マグロのたたき豆腐、あわびコロッケを頼む。この店の名物はかつお
料理だが、まだ時期でないので、ほとんどないのが残念。かつおの心臓、はらもの塩焼きを
是非食べてみたい。酒は、焼津の名物「磯自慢」特別本醸造を2合づつ頼んだ。まずは、一口。
すーっと、のどを通過しながら、爽やかな吟醸香が鼻に抜けていく。焼津の酒だけあって、
魚の刺身、焼き物、煮物にぴったりだ。どれを食べても、相性が良いというか、料理の味を
引き立てるようなさっぱりとしながらも、芳醇な味わいの酒だ。
マグロのたたき豆腐が、実に美味い!ピンク色のマグロと豆腐の相性は絶品だ。わさび醤油で
食べていくのだが、大豆の甘味が一杯の手作り豆腐のボリュームも大したものだ。あと、あわび
のコロッケは、小さくスライスしたあわびを丁寧に味付けしたクリームで包んだコロッケは、
蕩けるように柔らかく非常に上品な味わいで、これだけでも一品料理として充分売り物になる。
お店データ:「どんた久」焼津市焼津4-14-1 054-629-2745
営業時間:11:30〜13:00、16:30〜22:00 月曜休み
予算:4000〜5000円
名物料理:かつおの刺身、心臓の塩焼きなどかつお料理、マグロたたき豆腐など
ドリンク:「磯自慢」が全種類 特別本醸造500円〜
コメント:4月以降はかつお料理がお奨めだが、この時期はマグロ料理が美味い!特にマグロ
たたき豆腐は生きの良いマグロをたたいて豆腐にのせてあるがこれが絶品。あわびコロッケも
クリームとあわびの相性がこんなに良いのかと再認識させられる一品である。
極私的評価:★★★★★
焼津「赤兵衛」
「どんた久」からタクシーに乗って、5分も走ったら「赤兵衛」に到着。お店の大きさは、
かなりのもので、相当の大人数でも収容できる大店である。カウンター席、テーブル席、
中2階の宴会席など100人近い人間が入れるだろう。
地酒が大変充実しており、地元静岡の酒はほぼ全種類ある。もちろん「十四代」をはじめ
「石田屋」、「菊姫」、「東一」など地方の銘酒もかなり揃っており、全部で100種類は
あるだろう。マスターの話しによると、お店とは別の場所に大型の冷蔵庫をおいて、酒を
熟成させているらしい。常連になると、これらの熟成させた特別の古酒を飲ませてくれる
とのことだ。
料理は、どれも値段が大衆酒場なみに安く、300〜500円の品がほとんどである。酒の値段
も一合が500〜700円のものばかりで非常にリーズナブルと言っていいだろう。
料理も4品ほど注文し、お酒も4種類ほど飲んで、お勘定をして貰ったら、二人で7500円ほど
だったので、かなり安いと言える。料理のレベルもかなり高いのに、この程度の金額で楽しめる
とは、焼津のお店は恐ろしいほどコストパフォーマンスが高い!
お店データ:「赤兵衛」焼津市東小川5-16-1 054-627-7534
営業時間:17:30〜23:00 月曜、第3日曜休み
予算:3000〜4000円
名物料理:「牛たんのカレー煮込み」、かつおの血合いたたき、マグロのかま焼き
ドリンク:全国の地酒が30種類以上あるが、特に地元静岡の種類はほぼ全種類ある
コメント:料理の値段がだいたい300〜500円が中心でとにかく安くて美味い!地酒も十四代を
始めとして、全国の美味い地酒が揃っており、酒好きには堪らない店だ。
極私的評価:★★★★★
御茶ノ水「さらさら」
ミズノの東京本社の近くにあり、比較的わかり易い場所にあるが、表通りの喧騒と打って
変わって静かな佇まいの裏通りにある。大人の酒場という雰囲気がぴったりとするお店だ。
神田の名店「きゃら」と姉妹店で、こちらの方が兄貴分という立場で、利き酒師の資格を
持つ店主が、全て自分の味覚で選んだ日本各地の銘酒がずらりと並んでいる。
しかし、このお店の本当の価値は、酒の保管の仕方にあるのだ。普通開栓してしまうと、
酒が空気に触れた段階で、品質が劣化してくるのだが、大抵の店は、何もしない。
したがって、運の悪い時には、1週間以上たったひねた酒を飲まされることがある。
これが、「○○○か?}とてもまずくて「天下の○○○とは思えないぜ}となるわけだ。
もちろん、開栓したら3日以内に売り切ってしまう努力を店側は努力するのだろうが、
暇な時もあるので、1週間以上たってしまい、折角の銘酒がひねてしまうことになる。
この店は、ワインの真空器を上手く使って、酒がひねるのを防いでいるのだ。
注文があるたびに、一升瓶の栓を開けると「ボシュ!}という真空状態から空気が
ビンの中に入る音がするのは、快感と言っていいだろう。
そんなこだわりの店主が、作る肴は、酒飲みの心を見透かしたようなアテばかりで
実にうれしい。きつねねぎ、チーズ奴、串焼きなどはその最もたるものだろう。
もちろん値段もリーズナブルな400円〜500円が中心だ。
あと〆に食べる「ソース焼きそば」が絶品だ。
お店データ:「さらさら」千代田区神田小川町3-26香川ビルB1F 03-5281-0866
営業時間:17:00〜22:30 土日休み
予算:4000〜5000円
名物料理:きつねねぎ、チーズ奴、馬刺し、串焼き
ドリンク:十四代、磯自慢、雑賀など銘酒ばかり15〜20種類以上あり、酒の管理も良い。
コメント:神田「きゃら」と姉妹店で、利き酒師の資格を持つ店主が選んだ銘酒が充実して
おり、日本酒好きには堪らない。料理も酒向きのアテがいろいろあり、どれも安くて美味い!
極私的評価:★★★★★
高円寺「道所」(どうどころ)
高円寺駅北口から歩いて3分の場所にあり、ロケーション抜群の店である。中央線沿線は、名店
揃いで競争が激しいが、その激烈な競争で見事に勝ち抜いているのは、「個性」があるかどうか
が重要なポイントである。
洒落たマンションの1階にあり、店内も女性客を意識したお洒落なインテリアだが、落ち着いた
大人な雰囲気を上手く醸し出している。この店に行った時間は、21時頃だったが、男性客と
女性客が半々で、常連客の比率が高そうだ。十四代が常時何種類か揃えてあり、この時も
本丸と出羽山々があった。本丸は550円で提供されており、店によっては700〜1000円取るところ
もあるのに、非常に良心的な価格だ。また、出羽山々は900円で提供されていた。
料理も、400〜800円が中心で、比較的値段が高めの中央線沿線のお店の中でも際立って安い方では
ないだろうか。
(いわしのアーモンド揚げと浦霞・膳)
お店データ:「道所」杉並区高円寺北3-21-19
03-3336-7121
営業時間:18:00〜25:00 木曜休み
予算:4000〜5000円
名物料理:いわしのアーモンド包み揚げ、蒸鳥の冷製中華風、揚げ出し豆腐など
ドリンク:人気の十四代が常に何種類か揃えており、店主の個性で選んだ酒が常に10種類ある。
コメント:十四代・本丸を始めとして、東一、田酒がリーズナブルな値段で飲める。
料理も400〜800円が中心で、気楽にお酒を楽しめるアットホームな雰囲気の店である。
極私的評価:★★★